top of page

京都旅行:ヴィーガン手織寿司、お麩料理、真田紐

「京都に住んでいなくてよかった。住んでいたら食費で破産する」

と思うほど、美味しいものがありすぎる!
お豆腐・湯葉・お麩・お茶」が大好きな私にとってはパラダイス。

⚫︎1日目:AWOMB西木屋(ヴィーガン手織寿司)https://awomb.com
・ビューティフルなプレゼンテーション
・「自分で手巻き寿司ならぬ手織り寿司を作って食べてね」という楽しさ
・ヴィーガン

と外国人受け三要素揃った AWOMB西木屋店さんへ。

お海苔もちゃんと美味しいハイクオリティーのものだし、1つ1つのお料理もきちんと手をかけられていて目に麗しく、和洋素材の組み合わせもクリエイティブ。

何より「自分で何と何を組み合わせて巻き巻きしようかな」という楽しさもいいですね。

予約制だし大声で話すような団体のお客さんも皆無で、とても静かで落ち着いた雰囲気もうれしい。
私以外のお客様は全員外国人というaway感の中で、日本人の私も美味しく楽しく頂きました🥢



⚫︎2日目:「半兵衛麩」茶寮(お麩料理) https://www.hanbey.co.jp 

私がこよなく愛するモチモチ感の生麩がこれでもかと提供される上、「揚げ麩」というこれまでいただいたことがなかったお麩や、悶絶級に美味しい汲み上げ湯葉など「お麩・湯葉・お豆腐のコース仕立てランチ」という私が好きなもの凝縮で完全ノックアウトされた感。

お店の一部を知り合いの建築家の方がリノベで手掛けられたと伺っていてので、お店の方といろいろお話ししていたら、お店奥の元の町屋をリノベされた空間に「お弁当箱ミュージアム」もあるとご案内いただき、これがまたすごかった。

主に江戸時代のお公家様が使われていた物が集められているそうで、豪華な漆塗りの「お花見用」、細かい竹で編まれた「夏用」、お酒の徳利入りや、細かい仕切りや段がある手の込んだもの、などなど、やんごとなき方々の楽しげなピクニックの様子が描かれた屏風絵と共に、お弁当箱の技術や美しさには感嘆しつつも、
「この時代に私が生きていて、自分は厳しい年貢の取り立てにあいながら貧しい生活をしているのに、こんなお弁当箱持って花見だの野立てだのを楽しみ、飲めや歌えのenjjoy life っぷりを夏の暑い盛りの農作業の帰りにうっかり覗き見てしまったら、百姓一揆に加わっていただろうな」
と思ってしまいましたが、、、😅


⚫︎伊藤組紐店(組紐・真田紐)

「お弁当はこミュージアム」の漆塗りのお弁当箱にかけられていた真田紐を見て、数年前にプロデュースした「鎌倉彫カトラリーセット」のキャリーバッグに使わせて頂いた真田紐が京都の老舗「伊藤組紐店」さんのものであることを思い出し、寄らせていただきました。 https://itokumihimoten.com

「鎌倉彫カトラリーセット」詳細ページ https://www.the-blue.info/kamakurabori-cutleryset-japanese


今は屋根付きのアーケード商店街になっている寺町の、ショーウインドウにバーガーキングのロゴがうつってしまう😆ロケーションにありながら、老舗のさりげない風格はそのままの佇まい。

その昔は武士の兜や刀の鞘に付けられていた真田紐や組紐、今も茶箱にかける真田紐は「⚪︎⚪︎家はこの柄」など決まっていたりと、紐1本にも長い歴史とドラマが編み込まれているんですね。
お店で見せて頂いた組紐や真田紐、色も質感も本当に美しいです。

とは言え、一見同じに見えるナイロン製の紐が100円ショップで売られているのに、「こちらは絹で、何代目の職人による手仕事」と言われても値段は数千円、となると、どうしても使う方が限られてしまい、どんどん日本から消えてゆく運命に、、、😢

おみやげを買うときは、どこの国でつくられたのかわからない大量生産ジャンク品ではなく、
「小さなものでもこういうお店のものを選びたい」
と改めて思いながら、派手な看板のチェーンのお店が並ぶアーケード街を後にしたのでした、、、

Comments


The Blue Co., Ltd  
1-6-3-5 Akiya, Yokosuka City, Kanagawa Pref.
Japan  240-0105
​Tel: 81-46-845-6342   

​The Blue 株式会社
240-0105 神奈川県横須賀市秋谷1-6-3-5
​Tel: 046-845-6342     Fax: 050-3488-1580    
 

  • The Blue Vimeo
bottom of page