「海の日」3連休の明暗Mariko Miki- The Blue2023年7月18日読了時間: 3分「湘南の海、きれいですよ〜」「おしゃれですよ〜」「楽しいイベントありますよ〜」って外からの人を呼び込んで、「でもゴミは持ち帰ってくださいね」って、現実的にどうなんだろう、、、埼玉とか栃木とか遠いところから電車やバスを乗り継いで来て、着替えやらタオルなどの荷物もあって、子供も連れていたりしたら、「現地で買って空になった食べ物や飲み物の容器を家まで持って帰るのはつらい、、、置いて帰りたい、、、」と思うのは理解できてしまう。「ゴミ箱を増やせば、そこにさらにゴミが溢れるだけ」「有料で引き取るようにすると、お金を払いたくない人が住宅地の人の庭に投げ捨てたりするだけ」などいろいろな意見があるので、いまだに「持ち帰ってください」なのだと思うし、ほとんどの方はちゃんと持ち帰るか、コンビニや駅のゴミ箱などに捨てるなどされていると思うし、3連休やGWのように極端に混む時以外はここまで溢れることはないのかもしれないですが、ゴミの回収や処理が追いついていない観光地では宿泊やテイクアウトなどに観光税を上乗せしてゴミの回収や処理の費用に充ててはどうかと思うし、海や川の近くでは自販機の代わりにウォーターサーバー置いて欲しいと思うのですが。アメリカに住んでいた時に夏に行っていたJersey Shoreと呼ばれるニュージャージー州の大西洋に面した沿岸は、ニューヨーク、ニュージャージー、フィラデルフィアなどの都会から週末や夏休みに大挙して人が押し寄せるので湘南の海と同じような感じなのですが、ものすごく広い砂浜に自販機は1つも見たことない(環境のためというよりは、すぐ壊されて中のお金を取られるので、基本的に屋外に自販機はない)。なので、みんな自分でどデカいクーラーボックスにたんまり飲み物・食べ物を入れて持って来ます。それは電車の駅が近くにないので車で来ることが前提だったり、海沿いのほとんどのエリアは別荘やバケーションハウスなので、そこからワゴンに乗せて歩いて持ってくるという違いが大きいとは思いますが、夏の間はビーチは有料のところが多く、事前に缶バッチやリストバンドなどを購入し、係員が炎天下のだだっ広いビーチを歩いてチェックに回っていて、ご苦労さまな感じ、、、お金を払う代わりに、そのお金で清掃が行き届いているので、本当に小さなゴミ1つ落ちていないし、無料で使える水シャワーや足洗い場があります(日本の海の家のような有料で使うシャワーや休憩所はない)。無料で入れるビーチもあるけれど、人気のビーチはそうやって有料にして人数制限もしてカオスにならないようにしているんですよね。湘南のように「いい天気! 海行きた〜い!」って、思い立ったら電車に飛び乗って都心から気軽に来れるビーチでは、近くのお店で安いBBQグリル、炭、ビール、食材を買って、一度しか使ってないグリルも使って油がついてる炭もお酒の缶も食品入ってたプラのトレーも花火の燃えかすも、ごっそりそのまま浜に置いていく人たちも毎年多数。上の写真のペットボトルが溢れている写真の飲み物を買った人たちは、ちゃんとゴミ箱に入れようとしたわけで、「売れる見込み数」「ゴミ箱のキャパ」「回収頻度」のバランスが取れていないわけですよね。「GWやお盆に人が押し寄せるのは仕方ない」「有料にしたらお金ない人は海来るなってことで、お金ない人がかわいそう」など、いろいろ意見はあると思いますが、自然はそういう人間の都合は理解してくれませんよね。溢れて海に流れたペットボトルは、何百年も海を漂ったり海の底に溜まったり、ちぎれたプラの破片を海の生物が飲み込んで死んでしまう結果につながることを考えたら、私は、「激混みになる時期、場所は、有料にするとか人数制限するとか、メリハリあってもいいのかな」 と思います。
「湘南の海、きれいですよ〜」「おしゃれですよ〜」「楽しいイベントありますよ〜」って外からの人を呼び込んで、「でもゴミは持ち帰ってくださいね」って、現実的にどうなんだろう、、、埼玉とか栃木とか遠いところから電車やバスを乗り継いで来て、着替えやらタオルなどの荷物もあって、子供も連れていたりしたら、「現地で買って空になった食べ物や飲み物の容器を家まで持って帰るのはつらい、、、置いて帰りたい、、、」と思うのは理解できてしまう。「ゴミ箱を増やせば、そこにさらにゴミが溢れるだけ」「有料で引き取るようにすると、お金を払いたくない人が住宅地の人の庭に投げ捨てたりするだけ」などいろいろな意見があるので、いまだに「持ち帰ってください」なのだと思うし、ほとんどの方はちゃんと持ち帰るか、コンビニや駅のゴミ箱などに捨てるなどされていると思うし、3連休やGWのように極端に混む時以外はここまで溢れることはないのかもしれないですが、ゴミの回収や処理が追いついていない観光地では宿泊やテイクアウトなどに観光税を上乗せしてゴミの回収や処理の費用に充ててはどうかと思うし、海や川の近くでは自販機の代わりにウォーターサーバー置いて欲しいと思うのですが。アメリカに住んでいた時に夏に行っていたJersey Shoreと呼ばれるニュージャージー州の大西洋に面した沿岸は、ニューヨーク、ニュージャージー、フィラデルフィアなどの都会から週末や夏休みに大挙して人が押し寄せるので湘南の海と同じような感じなのですが、ものすごく広い砂浜に自販機は1つも見たことない(環境のためというよりは、すぐ壊されて中のお金を取られるので、基本的に屋外に自販機はない)。なので、みんな自分でどデカいクーラーボックスにたんまり飲み物・食べ物を入れて持って来ます。それは電車の駅が近くにないので車で来ることが前提だったり、海沿いのほとんどのエリアは別荘やバケーションハウスなので、そこからワゴンに乗せて歩いて持ってくるという違いが大きいとは思いますが、夏の間はビーチは有料のところが多く、事前に缶バッチやリストバンドなどを購入し、係員が炎天下のだだっ広いビーチを歩いてチェックに回っていて、ご苦労さまな感じ、、、お金を払う代わりに、そのお金で清掃が行き届いているので、本当に小さなゴミ1つ落ちていないし、無料で使える水シャワーや足洗い場があります(日本の海の家のような有料で使うシャワーや休憩所はない)。無料で入れるビーチもあるけれど、人気のビーチはそうやって有料にして人数制限もしてカオスにならないようにしているんですよね。湘南のように「いい天気! 海行きた〜い!」って、思い立ったら電車に飛び乗って都心から気軽に来れるビーチでは、近くのお店で安いBBQグリル、炭、ビール、食材を買って、一度しか使ってないグリルも使って油がついてる炭もお酒の缶も食品入ってたプラのトレーも花火の燃えかすも、ごっそりそのまま浜に置いていく人たちも毎年多数。上の写真のペットボトルが溢れている写真の飲み物を買った人たちは、ちゃんとゴミ箱に入れようとしたわけで、「売れる見込み数」「ゴミ箱のキャパ」「回収頻度」のバランスが取れていないわけですよね。「GWやお盆に人が押し寄せるのは仕方ない」「有料にしたらお金ない人は海来るなってことで、お金ない人がかわいそう」など、いろいろ意見はあると思いますが、自然はそういう人間の都合は理解してくれませんよね。溢れて海に流れたペットボトルは、何百年も海を漂ったり海の底に溜まったり、ちぎれたプラの破片を海の生物が飲み込んで死んでしまう結果につながることを考えたら、私は、「激混みになる時期、場所は、有料にするとか人数制限するとか、メリハリあってもいいのかな」 と思います。
Comments